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旭硝子、欧州工場における太陽光パネル用カバーガラスの生産停止を発表

 旭硝子株式会社は6月27日、連結子会社AGCガラス・ヨーロッパ・ルー工場における太陽電池用カバーガラスの生産停止、及び同工場の閉鎖を決定したと発表した。

 近年、太陽電池用カバーガラス市場は供給過剰による価格低下が続いており、事業の採算が悪化していたという。同工場の稼働による営業損失の発生は避けられないということから、市場環境に合わせた生産体制の見直しが急務とされており、今般の決定に至ったという。

 同社は、工場閉鎖の費用として、約47億円の事業構造改善費用を見込んでおり、2014年12月期第2四半期で費用を計上する予定としている。

旭硝子株式会社 – ニュースリリース
https://www.agc.com/news/2014/0627.pdf