電気料金について

電気料金と売電料金

住宅用太陽光発電では、発電して余った電力を電力会社に売ることができます。 普段私達が電力を購入する価格よりも大幅に高い価格で販売できることが、太陽光発電を行うメリットといえるでしょう。

一方私たちが購入する電気料金は、電力会社によっても異なりますが東京電力の従量電灯B(第2段階料金)で約25円となっています。 購入するより売る電気料金のほうが価格が高い(売電収入につながる)ので、 家庭で使用する電気量をできるだけ抑えて「余剰電力を生み出す」ことが投資回収の重要なポイントになってきます。

売電価格の変革

深夜電力料金について

ご家庭がオール電化の場合、特別な料金メニューを利用することによって通常よりも大幅に料金が安くなるメリットが生まれます。 電力会社によって内容は異なりますが、オール電化のご家庭だけに適用される時間帯別電灯の料金プランがあり、昼間の電気代が割高、夜間が割安になります。

これによって、昼間は太陽光発電によって家庭内の電気をまかない、 夜間はエコキュートなどの蓄熱式機器を利用して更に省エネ効果と売電収入の相乗効果を生むことができるのです。

東京電力の時間帯別電灯「おトクなナイト8・10」

電力会社プラン

第3段階引き下げ効果

従来電灯B・C

電力会社の定める電気料金には第三段階料金制度というものがあります。これは、電気の使用量に応じて料金単価が段階的に上昇していく制度です。
つまり、電気料金は使えば使うほどkWhあたりの料金が高くなることを意味し、日常的に電力消費量を抑えることで料金単価を下げる効果があります。

太陽光発電システムを利用することで電力会社から購入する電気量を削減することができるので、この第三段階料金制度を利用して 電力の単価を引き下げ、より多くの収入につながる可能性も出てくるのです。

太陽光サーチャージについて

太陽光発電による余剰電力の買取額を従来よりも高額に設定するために、 すべての電気利用者が電気料金の一部として支払う追加負担金のことです。

環境負荷のかからない太陽光発電を普及させるために、電気利用者であるすべての国民から広く料金を徴収し、それを余剰電力の買い取り額の一部に割り当てる制度です。 「太陽光発電促進付加金」とも呼ばれています。