太陽光発電システムを設置する場合、屋根の事情や周辺環境に応じて最適な施工方法は異なります。システムのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、販売施工店の提案力や技術力、経験が必要不可欠ですので、安心・信頼できる販売施工会社を選ぶことが、発電量アップへの近道といっても過言ではありません。
販売施工店とは、販売・施工・アフターサポートを行う事業者のことを指します。
見積りを依頼し、実際に現地調査を行なってもらう段階で、本当にこの販売施工店に任せても大丈夫かどうかをしっかり判断する必要があります。
販売施工店について
見積りを依頼する
太陽光発電システムを導入する場合、まずは見積りを依頼することからはじまります。現在では、インターネット上で「Web見積りサービス」を提供しているホームページがたくさんありますので、これを利用しない手はありません。
特に「一括見積りサービス」では、一度に数社から見積りを取ることが出来るため、比較検討しやすいというメリットがあります。
ただし、全国には何千と販売施工店が存在するため、サービス提供者も事業者の善し悪しを判断することが出来ません。一括見積もりサービスを通じて紹介された販売施工店だからといって安心することは禁物です。
実際に太陽光発電システムを設置した方に紹介していただくことも良質な販売施工店を選ぶ一つの方法と言えるでしょう。
実際に現地調査を依頼する
概算見積りを受け取った後は、さらに詳細な金額を把握するために現地調査を依頼しましょう。現地調査では、実際に屋根の上にあがって面積実測や周囲に影になるものがないかといった外的環境の調査も併せて行います。その後、お客様へのヒアリングや太陽光発電システムについての説明が行われます。
その際に、周辺環境や屋根形式、お客様のニーズに合わせた最適なシステムを提案してくれるか、デメリットについてもきちんと説明してくれているか、などをしっかりとチェックしましょう。その場で見積りを出し「今だけの特別価格」などと契約を急がせるところは要注意です。
また、この時に施工内容や保証内容についても確認することが重要です。
特に保証内容については、太陽光メーカーの保証を受けられるのか、施工保証を受けられるのかといったことをしっかりとチェックしましょう。
アフターサポートの有無についても、一つの判断材料になるでしょう。
価格だけを見るのではなく、相手の対応や提案内容に納得し、信頼できると感じた販売施工店を選ぶ事が肝心です。
- 太陽光見積りサービスを利用し、複数社の見積りをとる。
- 周りに太陽光発電を設置した家があれば話を聞いてみる。
- 保証がどれだけ受けられるのかをよく検討する。
