設置架台について
産業用設置架台の種類
ビル屋上、病院、公共施設などでは屋上に陸屋根架台を用いて太陽光パネルを設置します。一般的にコンクリート基礎で施工しますので施工費が高くつくケースが多いです。
また、工場や倉庫に多く見られる折半屋根には専用の取付金具を使用して施工します。
勾配がある場合は折半用金具にレールを取り付けるだけですが、勾配の全く無い折半陸屋根になると、傾斜角のある架台を取り付けて対応します。
屋根の種類:陸屋根
産業用施設・ビルの屋上などの平坦な屋根(屋上)が主に該当します。固定用の基礎を設けた上に傾斜架台を設置し、その上に太陽電池モジュールを強固に固定設置します。 陸屋根設置方法は建物構造や防水等により異なり、設置できない場合もありますので注意が必要です。
屋根の種類:折半屋根
工場や駅ホームなどに多い波型の屋根がこれに当たり、折半屋根には主に重ね式とハゼ式があります。 折半重ね式屋根とは折半本体をタイトフレームの剣先ボルトで貫通し、ナット等で締め付けた屋根になります。
特徴としてタイトフレームの剣先ボルトが屋根上に突き出ているので、ボルト部に架台を固定し太陽光パネルを設置します。次に折半ハゼ式屋根ですが、金属板の接合部を折り曲げ、 かみ合わせたハゼと呼ばれる部分がついた屋根になります。かみ合わせ箇所に挟み込むように架台金具を固定し設置します。
屋根の種類:折半陸屋根
オフィスビルや工場、学校、倉庫、などの公共施設に広く使われている金属折板屋根用架台です。PVレールに直接設置するシンプルな配置で、工期短縮・軽量化・低コストを実現しています。 安全で、効率的な施工ができます。
様々な太陽光発電システム設計に広く対応することができ、大規模な産業用架台に十分その威力を発揮します。(高耐食溶融めっき鋼板ZAM)