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住友林業、屋根全面に太陽光パネルを搭載した環境配慮型住宅を発売

 住友林業株式会社は3日、屋根全面に太陽光発電システムを搭載することを可能とした環境配慮型住宅「Green Smart Solar Z」の発売を開始すると発表した。

 「Green Smart Solar Z」は、緩勾配の片流れ屋根に一体型太陽光パネルを設置することで、大容量の発電システムとすっきりとした建物の外観を両立させている。限られた屋根面積を最大限に活用することで、設備容量10キロワット以上のシステムを設置することが可能だ。同社によると、東京で12.7キロワット搭載の住宅を建てた場合、全量買取方式を選択した場合の売電収入は20年間で約920万円程度になると試算されている。

 また、2020年度から始まる「省エネ基準適合化住宅の義務化」を見据え、エネファームや家庭用蓄電システム・HEMSなどの提案も行っており、LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅の実現が可能となっていることも大きな特長と言えるだろう。

 同社は、断熱性能など住まいの基本性能をアップさせることでエネルギー消費量を抑えるとともに、最新の環境機器を組み合わせることで、エネルギーを賢くつくり、賢く使う家づくりを提案し、省エネルギーとCO2排出量の削減につなげていきたいとしている。

住友林業株式会社 – ニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2014/2014-07-03.html