滋賀銀行、栗東支店をカーボンニュートラル店舗としてリニューアル
株式会社滋賀銀行は16日、同行栗東支店を、最先端の省エネ設備と機器を最大限活用した「カーボンニュートラル店舗」として新築すると発表した。
カーボンニュートラル店舗とは、支店の営業活動で発生する温室効果ガス排出量をできるかぎり削減し、太陽光発電システムを導入することでCO2排出量を実質的に「ニュートラル(中立)」にする先進的な環境配慮型店舗のこと。新店舗では、従来型店舗に比べて年間34%のCO2排出量(約30トン)を削減することができ、残り66%のCO2排出量(約60トン)を太陽光発電で賄うことで、カーボンニュートラルを実現する。
省エネ設備として、長寿命・省エネルギー性に優れたLED照明や、作業スペースに必要なだけの明るさを確保するタスクアンビエント照明、太陽光を取り込み照明として利用するスカイライトチューブ、室内の空調された空気を排出せずに外気と熱交換することで、効率的に空調を行える全熱交換器などが導入される。また、店舗屋上と駐車場の屋根には、約360枚の太陽光発電パネルを設置され、年間91,000キロワット時の発電量を目指す。
栗東支店は平成27年3月中旬より新店舗での営業を開始し、平成27年6月中旬に店舗まわりの工事を終えてグランドオープンする予定だ。同行は、銀行業界唯一の「エコ・ファースト企業」として、引き続き地域の人々と手を携えて持続可能な社会の実現に取り組んでいくとしている。
株式会社滋賀銀行 – しがぎんトピックス
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