ニュース記事一覧

ニュース一覧へ

三菱電機、業界最高の変換効率98.0%を達成した住宅用パワコンを発売

 三菱電機株式会社は24日、フルSiC-IPMの採用により、業界最高となる電力変換効率98.0%を実現した住宅用パワーコンディショナの新商品「PV-PN44KX」他4機種を新発売すると発表した。

 新製品の特長として、パワー半導体素子をすべてSiC(炭化ケイ素)化したフルSiCIPMを採用していること、新開発の高速MPPT制御(最大電力点追従制御)技術によってMPPT効率99.8%を実現していることがあげられる。これによって、太陽光パネルが発電した電力を効率よく変換することが可能になったという。また、2種類の自立運転用回路を搭載することで、自立運転時に使用可能な最大電力を2.0~2.7kVAにまで引き上げていることも大きな魅力だ。

 同社は今後、Siパワー半導体素子を採用した3機種を含む屋内設置タイプ4機種を、11月から順次発売していく予定だ。希望小売価格は、285,000円(PV-PN30K)~440,000円(PV-PN44KX)としている。

三菱電機株式会社 – ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2014/0724.html?cid=rss