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九州電力、離島の再生可能エネルギー設備について連系の回答保留を発表

 九州電力株式会社は25日、壱岐・対馬・種子島・徳之島・沖永良部島・与論島における再生可能エネルギー設備の接続に関する申し込み等に対する回答を、26日より保留すると発表した。

 固定価格買取制度がスタートして以来、日射量の豊富が豊富な九州地方では本島だけでなく離島へも再生可能エネルギー設備の導入が進んでいる。そのような中、同社の発電設備の出力を抑制しても電気の供給量が島の需要量を上回る可能性が浮上してきたという。発表された資料によると、対馬では、今後の連系予定量が今年5月時点末時点での連系済容量の3倍になると見込まれている程だ。

 そのため、同社は壱岐・対馬・種子島・徳之島・沖永良部島・与論島について、新たな事前相談・アクセス検討・接続契約申し込み(住宅用などの低圧連系も含む)に対する回答を一年程度保留し、連系済みの再エネ発電設備の出力状況及び電力需要のデータ収集・分析を行い、さらなる連系が可能かどうかの検証を進めていくとしている。

 回答保留にともなって、同社は連系に関する説明会を各島で実施する予定だ。説明会への参加が困難な方を対象に、事前の相談にも対応するとしている。

九州電力株式会社 – プレスリリース
http://www.kyuden.co.jp/press_h140725-1.html