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大建工業、99.9%光を遮断する防草シートを本格販売

 住宅用建材メーカーの大建工業株式会社は、優れた遮光性で雑草の成長を抑える高密度織物 防草シート「グラスバスター」の販売を、9月1日より本格開始することを発表した。昨年夏より試験的に販売されてきた同商品だが、市場からの高い評価を受け、満を持しての本格販売となる。

 同商品は、高密度三層織物構造により99.9%以上の光をカット。雑草の光合成を抑え、成長を抑制するというもの。高い透水性を有し、シート表面に雨水が溜まるのを防ぐとともに、シート下の土壌の乾燥も防ぐことが可能だという。また、除草剤に比べ低環境負荷であることも特徴だ。柔軟性に優れ、さまざまな土地で導入可能だという。

 太陽光発電は、雑草によって発電パネルに日陰ができると、発電効率の低下や異常発熱を起こすホットスポット現象を引き起こすことがあるが、同商品を導入することで除草処理コストを抑えるだけでなく、故障発生の予防にもつながるという。

 同社は、住宅市場以外での新規販路開拓に向け、環境負荷の低い除草処理方法として、同商品を太陽光発電所や携帯電話基地局などの各種施設に提案していく考えだ。

大建工業株式会社 ニュースリリース
http://www.daiken.jp/news/newsDetail/623/