53%の軽量化を実現、太陽工業が新型太陽電池モジュールを製品化
太陽光工業株式会社が、岐阜プラスチック工業株式会社と共同で開発していた太陽光モジュール「T-Light Solar」の製品化に成功した。
新商品の太陽光モジュールの基材には、超軽量・高剛性の樹脂ハニカム構造体「TECCELL(R)(テクセル)」に薄いアルミ板を貼り付けた複合板を採用。これによって、ガラスや外周フレームなどによる補強を不要にし、従来の太陽光モジュールと比較した場合、1㎡あたり約7kgと、最大約53%の軽量化に成功した。さらに、優れた剛性特性とモジュール取付位置が自由になることで、架台などに使用される下地鉄骨材を減らすことができるため、装置総重量においても業界最軽量クラスの低重量を実現した。これによって、ストレート屋根の工場など、荷重条件が厳しい建物への太陽光発電の導入が可能になるという。最大出力は147W、年内中に本格販売を目指す考えだ。
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http://www.taiyokogyo.co.jp/news/2014/nw0903.html