サニックス、九州における系統連系の接続申し込み回答保留に関する対応を発表
株式会社サニックスは25日、2014年9月24日に九州電力が発表した「九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続申込みの回答保留について」というお知らせに関する同社の対応について発表した。
九州電力の発表によると、九州全土における住宅用を除く全ての太陽光発電設備について、数ヶ月の間新規申込み及び既申込み分の事前相談、接続検討、接続契約の各申込みに対する回答を保留するとしている。これにより、事実上しばらくの間は九州電力管内において新たな設備を施工・稼働させることが不可能となる。
同社はこれに対し、施工できなくなるといった影響は避けられないとしており、九州管内で業務に従事している人材を全国の他地区に振り向けるなどの様々な対応を検討しているという。
このような事態は初のことではない。既に沖縄電力は2014年7月31日に同様の内容を発表しており、自社発電設備の出力抑制や他の再生可能エネルギーの接続可能量を割り当てるなどの対応を行っている。九州電力においても、再エネの円滑な接続に向けた対応を進めていくとしている。
株式会社サニックス – 新着情報
http://sanix.jp/ir/release/news/pdf/20140925.pdf