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伊藤忠エネクス・王子ホールディングスが新電力事業の合弁会社を設立

 伊藤忠エネクス株式会社と王子ホールディングス株式会社の子会社である王子グリーンリソース株式会社は26日、電力販売事業を行う合弁会社を設立することについて基本合意したと発表した。

 両社は、新たな電力市場の拡大や2016年に予定される電力小売りの全面自由化を見据え、電力小売販売のノウハウを有する伊藤忠エネクスと国内有数の自家発電設備を有する応じグループが提携することで、国内トップクラスの新電力事業者として国内の電力需給に大きく貢献できると考えているという。

 合弁会社の商号は「王子・伊藤忠エネクス電力販売株式会社」で、エネクスが60%、王子グリーンリソースが40%を出資し、2015年1月に設立される予定だ。年間の電力販売目標量として、約30億キロワット時という数値を掲げている。

 両社は今後、本件合意に基づき詳細事業内容について協議を進め、日本およびその他各国の政府当局および監督官庁等の必要な承認を取得次第、会社設立を行うとしている。また、電力販売事業拡大のため、発電事業についても共同で検討を進める予定だ。

伊藤忠エネクス株式会社 – ニュースリリース
http://www.itcenex.com/newsrelease/2014/pdf/140926.pdf