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沖縄電力、再生可能エネルギー設備の接続についての続報を発表

 沖縄電力株式会社は9月30日、沖縄本島において本年8月以降に接続申し込みがされた300キロワット未満の太陽光発電設備について、接続が難しいという旨を2014年7月31日に公表(沖縄本島系統における再生可能エネルギー接続について)していたが、接続申込状況を取りまとめた結果本年8月7日までに受付済みの300キロワット未満設備の申し込みについては、接続できる見込みであると発表した。

 同社は2014年7月31日時点で沖縄本島系統における太陽光発電設備等の接続可能量上限が310メガワットであることを発表していたが、既に接続申込量は310メガワットを超過しているため、本年8月8日以降の接続申し込みについてはこれまでと同様に接続が不可能な状況だ。

 今後の対応については、2014年7月31日に好評していた対応策A(*1)またはB(*2)を発電事業者側が希望・実施することで追加的に接続が可能となる場合があるとしており、対応策を希望する事業者に対しては個別に相談に応じるとしている。なお、対応策A/Bを実施した場合における追加的接続料の上限は、それぞれ19メガワット程度、59メガワット程度という。

 同社は、同社系統への接続については接続申込みの回答をもって確定するとしており、回答結果を確認した上で発電設備を設置するよう注意を呼びかけている。

(*1)特定期間の太陽光発電停止による追加的な接続の調整
電力需給のバランスが厳しくなる2月から4月の3ヶ月間において太陽光発電の出力を抑制する対応

(*2)太陽光発電設備側での蓄電池設置による追加的な接続の調整
太陽光発電設備に蓄電池を併設し、日中は発電した電力を全量蓄電池へ充電し、18時頃~25時頃の時間帯に放電をする対応

沖縄電力株式会社 – プレスリリース
http://www.okiden.co.jp/shared/pdf/news_release/2014/140930.pdf