河村電器産業、DV1000V対応の産業用接続箱と直流集電箱を発売
河村電器産業株式会社は30日、太陽光発電システムにおける最大入力電圧DC1000Vに対応した産業用接続箱および直流集電箱を発売すると発表した。
接続箱はそれぞれ複数の太陽光パネルからの出力をまとめ、直流集電箱は複数の接続箱からの出力をまとめる役割を担う太陽光発電システムの機器のひとつ。海外標準のDC1000Vに対応したパワーコンディショナが国内に多く流通してきたことにより、国内でもDC1000Vのニーズが高まってきていることを受け、同社はこれらに製品の開発・販売に至ったとしている。
DC1000Vシステムは、DC750Vシステムと比べて回路数を減らすことができ、機器の数を少なくすることで結果としてシステム全体のイニシャルコストを下げることができる。産業用接続箱は1回路あたりの定格入力電流が10Aで、クラスⅡのSPD(避雷器)および逆流防止対策としてダイオードを標準装着している。発売は10月1日から。
河村電器産業株式会社 – お知らせ
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