旭硝子、軽量ガラスとFRP素材を使用した自社メガソーラーを建設
旭硝子株式会社は14日、福岡県北九州市においてメガソーラー「エネ・シードひびき太陽光発電所」を建設し、運転を開始したと発表した。
同発電所は、同社が所有する約25万6,000平方メートルの敷地を用いて建設された設備容量20.5メガワットのメガソーラー。2013年4月より60億円をかけて建設が進められており、2014年10月14日に運転を開始した。
同発電所の特長として、同社製化学強化特殊ガラス「Leoflex」が採用された三菱電機製両面ガラス軽量ソーラーパネルが使用されていること、軽量で耐久性に優れている同社製FRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材「プラアロイ」が用いられた架台を使用していることがあげられる。同発電所は沿岸部に立地しているため塩害の影響が懸念されていたが、軽量ガラスやFRPの特長を活かした製品を採用することで課題をクリアし、耐久性と施工性の向上を実現したという。
同社は、今後もクライアントに最適なソリューションを提供することで、成長期版の強化・定着を図っていくとしている。
旭硝子株式会社 – ニュースリリース
http://www.agc.com/news/2014/1014.pdf