オムロン、ZEB化を実現する環境・エネルギー実証施設をオープン
オムロンソーシアルソリューションズ株式会社(OSS)とオムロンフィールドエンジニアリング株式会社(OFE)は11日、OFEの保有施設であるヒューマンテクニケーションセンター(静岡県浜松市)内にZEB(ゼロ・エネルギー・ビルディング)を実現する環境・エネルギー実証施設「ヒューテック環境ラボ」をオープンすると発表した。
ヒューテック環境ラボは、太陽光発電・小型風力発電・燃料電池・マイクロガスコージェネレーションシステム・蓄電システム・系統連系式EV充電器などを組み合わせて施設内のエネルギー利用効率の最大化を目指す実証施設。これらの設備を統合的に制御すると共に、エネルギー効率を見える化する「負荷シミュレーション」が行える環境を構築することで、自社施設のエネルギー使用の合理化をリアルに実感できるとしている。
同社は、ヒューテック環境ラボでの実証環境を一般的なオフィスビルに限らず、鉄道駅や道路施設・学校・病院・自治体庁舎等の公共施設においても再現できるよう整備を進めていく予定としている。
オムロンソーシアルソリューションズ株式会社 – ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2014/11/s1111.html