京セラ、千葉県山倉ダムにおいてフロート型メガソーラーを建設
京セラ株式会社と東京センチュリーリース株式会社が共同出資する京セラTCLソーラー合同会社は22日、千葉県企業庁が管理する工業用水道専用山倉ダムにおいて、水上設置型(フロート型)としては世界最大となる約13.4メガワットのメガソーラーを建設すると発表した。
この取り組みは、千葉県企業庁が今年10月より山倉ダムの水面においてフロート式メガソーラーを設置・運営する事業者の公募を行っていたもので、京セラTCLソーラーが事業者として選定された。建設されるメガソーラーの設備容量は約13.4メガワットで、年間想定発電量は15,635メガワット時に達する見込みだ。
事業スキームとしては、京セラTCLソーラーが事業運営を行い、東京センチュリーリースが発電設備に対するリース・ファイナンスの提供を担う。発電所の設計・施工は京セラコミュニケーションが、太陽光パネルと周辺機器の供給および維持管理は京セラソーラーコーポレーションが担当する。今後は、東京電力など関係者と協議を進め、2016年3月の稼働を目指すとしている。
京セラと東京センチュリーリースは、本事業を通じて再生可能エネルギーの普及を促進するとともに、地球環境保全ならびに循環型社会の形成に貢献していくとしている。
京セラ株式会社 – ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2014/1204_dsil.html