ニュース記事一覧

ニュース一覧へ

デルタ電子、20kWパワコンが15MWのメガソーラーに採用されたと発表

 デルタ電子株式会社は13日、同社製のパワーコンディショナが、株式会社タカラレーベンが栃木県に建設するメガソーラーに採用されたと発表した。

 採用されたパワーコンディショナ「RPI-M20A」は、屋外設置に対応した出力容量20kWのパワーコンディショナ。回路部を完全密閉構造とすることで高い環境体制を実現している他、アルミシャーシを採用しているため塩害地域にも設置することができる。

 同製品が設置されるメガソーラーは旧ゴルフ場跡地を活用して建設される設備容量15メガワットのもので、各コースの広さが異なることから、設置できる太陽光パネルの枚数が不均一になる。そのため、20kW単位でアレイを構築し10kW単位で発電量の監視及び最適制御ができる同製品を使用した分散型システムが採用されたという。分散型システムを採用するメリットとして、収納建屋や施設の建設費用の削減、冷却・空調設備等の初期費用及びランニングコストの削減、故障リスクの分散・メンテナンス性の向上、自然環境に合わせたシステム設計が可能といった点が挙げられるという。

 同発電所は、特別高圧規模のメガソーラーとしては国内で初めて分散型パワーコンディショナを採用した案件となる。同社は、今後も再生可能エネルギーの更なる発展に向け貢献していくとしてる。

デルタ電子株式会社 – ニュースリリース
http://www.dej.co.jp/news/pressDetail.aspx?secID=3&pID=1&typeID=2&itemID=5119&tid=0&hl=ja-JP