日立マクセル、壁掛けタイプのHEMS対応蓄電システムの受注を開始
日立マクセル株式会社は4日、壁掛けタイプのHEMS対応・屋内用リチウムイオン蓄電システム「エナジーステーション タイプH」の受注を同日より開始すると発表した。
エナジーステーション タイプHは、蓄電容量1.4キロワット時、定格出力800ワットの蓄電システム。厚さ155ミリ、質量約30キログラムとコンパクトなサイズとなっており、専用の取付金具を仕様することで壁掛け設置を可能にしたモデルだ。マンションや住宅、小規模オフィスといった設置スペースの限られたシーンにも気軽に取り付けることができる。
同製品の特長として、停電を自動的に検知し瞬間的にバッテリー運転に切り替えるUPS機能が搭載されていること、ECHONET Lite規格に対応しているため、その他のHEMS機器と連携して使用できることがあげられる。また、24時間365日蓄電システムの稼働状況の監視や故障検知を行う見守りサービス(有償)に加入すると、メーカー保証期間を通常の1年から10年に延長できることも強みだ。
同社は、今後も「エナジーステーション」のラインナップ拡充を図り、設置場所や環境に合わせた様々なニーズに応えるとともに、蓄電システム事業への取り組みを強化していくとしている。
日立マクセル株式会社 – トピックス
http://www.maxell.co.jp/dbps_data/_material_/localhost/htdoc/news/2015/_res/news_pdf/maxell_news150204.pdf