オムロン、重塩害地域向けのパワーコンディショナを発売
オムロン株式会社は17日、重塩害地域に対応した太陽光発電システム用パワーコンディショナ(KP□M-S)を2015年6月に発売すると発表した。
新製品は、設置のニーズが高まっているが従来機種では設置が難しかった塩害地域(海岸線から500メートル以内又は潮風が直接当たる場所)に対応しており、塩害で設置可否に悩むこと無く、どこでも安心して使用することが可能となっている。従来では直接接続できなかった本体の防水コネクタとケーブル接続用のPF管を独自開発したジョイントを用いて接続すること、また、高性能塗料を塗布することで、美観を保ちつつ防水性と防塵性を確保し高い保護構造の確保と防錆能力の向上させることに成功したという。
発売される機種は、KP55M-SJ4(定格出力5.5キロワット)とKP44M-SJ4(定格出力4.4キロワット)の二つ。販売価格はすべてオープンで、3年間で合計40,000台の販売目標を掲げる。
オムロン株式会社 – ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2015/02/c0217.html