京セラ、住宅用リチウムイオン蓄電システムの新商品を6月より販売
京セラ株式会社は24日、国内住宅用リチウムイオン蓄電システムの新機種として、「マルチDCリンクタイプ」と12キロワット時の容量を備えた「大容量タイプ」の2機種を製品化し、2015年6月より順次販売を開始すると発表した。
「マルチDCリンクタイプ」は、蓄電容量7.2キロワット時の蓄電システムで、太陽光発電システムと蓄電システムのパワーコンディショナを一体化した製品。太陽光パネルからの直流電力をそのまま充電できるようになっており、これによって大幅な充電効率の向上が実現されている。また、接続箱や昇圧ユニットも内蔵されているため、トータルの設置スペース・コストを削減することが可能だ。
「大容量タイプ」は、同社従来品と同等サイズでありながら従来品比約1.7倍となる蓄電容量(12キロワット時)を実現している。どのように運用するかの設定を変えることが可能となっており、これによってライフスタイルに応じた運用ができる。
「マルチDCリンクタイプ」の希望小売価格は税抜3,000,000円で、発売日は2015年8月31日となっている。「大容量タイプ」の希望小売価格は税抜3,700,000円で発売日は2015年6月1日となっている。
京セラ株式会社 – ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2015/0204_dakg.html