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赤磐にメガソーラー、8月稼働 環境発電(廿日市市)設置

岡山県は28日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の誘致候補地に挙げていた赤磐市桜が丘東の市有地に、太陽光発電の企画設計などを手がけるコンサルタント会社「環境発電」(廿日市市)が、出力1・5メガワット(1500キロワット)の施設を設置することが決まったと発表した。8月稼働予定で、県候補地への立地は6件目。

 計画では、住宅団地「岡山ネオポリス」にある未利用地約3ヘクタールのうち、約2ヘクタールに太陽光パネル5760枚を設置する。年間発電量は一般家庭約510世帯分に相当する184万キロワット時で、全量を中国電力に売電する。投資額は4億2千万円。

 同社は施設を設置・運営する特定目的会社を設立し、土地を年約750万円で20年間賃借する。土屋昇社長は「日照量が多く、台風などの災害リスクが低いことから設置を決めた」としている。

 同市有地には5社から事業計画の提出があり、市が審査。売電収入の2%を市に寄付するといった地域貢献策などが評価された。同社による岡山県内でのメガソーラー計画は県候補地以外を含め4件目。

(記事:山陽新聞)