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中国太陽電池大手、WWFと連携 温暖化ガス削減で

 中国太陽電池大手の英利緑色能源(インリーグリーンエナジー)は29日、世界自然保護基金(WWF)と連携し、温暖化ガスの排出削減に乗り出すと発表した。2015年末までに、自社で消費する電力の少なくとも4%を太陽光など自社で発電した再生エネルギーでまかなえるようにする。WWFと連携してこうした活動をする中国企業は初めて。

 インリーは今後、WWFと協力して温暖化ガス削減計画を策定し、その実行状況をWWFと第三者機関が認定する。WWFは米IBMやソニーなど世界の有力企業と同様の取り組みをしており、インリーで30社目。インリーによると、中国のエネルギー消費に占める再生エネルギーの活用比率は現在は1%にすぎないという。

(記事:日本経済新聞)