大分で国内最大級メガソーラー 丸紅、来春稼働へ着工
丸紅は29日、大分市の臨海工業地帯の遊休地で出力8万1850キロワットと国内最大級のメガソーラー(大規模太陽光発電所)建設に着工した。来年2月に完成、4月から稼働して九州電力に売電を始める予定。
105ヘクタールの敷地にドイツ製の太陽光発電パネル34万枚を並べる。設備投資額は240億円。年間の予想発電量は一般家庭約3万世帯分の8700万キロワット時で、売電収入は35億円を見込む。
大分市の臨海工業地帯では日揮のメガソーラー(2万6500キロワット、今年5月稼働)や三井造船などのメガソーラー(1万7000キロワット、今年12月稼働)も建設中。合計出力は12万キロワットを超え、国内最大のメガソーラー集積地になる。
(記事:日本経済新聞)