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分校跡地で太陽光発電、東京の企業が計画 鬼北

 高温炉やポンプのメンテナンス会社「ハイテンプ・マテリアルズ・システム」(東京都、川島治男社長)が2月1日、愛媛県鬼北町に進出し、上大野の旧北宇和高校日吉分校で太陽光や、間伐材も利用した火力による発電に取り組む計画が29日、明らかになった。臨時町議会で、町が所有する分校校舎を同社に無償で貸し付ける議案が原案可決された。
 同社は、松山市に事業所、鬼北町と西予市に工場を持つカーボン製造販売の「メカニカルカーボン工業」(神奈川県、同社長)の関連会社で、資本金3000万円、従業員5人。
 同社などによると、3階建ての校舎屋上や、現在ユズ集荷場として使われている体育館の屋根に太陽光パネルを設置する。また、農林業を主産業とする同町で、搬出に費用が掛かるため放置されている間伐材も利用して火力発電に取り組む。発電した電力は農業にも活用する方針。

(記事:愛媛新聞)