エコ灯籠 商店街に22基設置
杉戸町の東武動物公園駅東口通りの商店街に太陽光発電を利用した「エコ灯籠(とうろう)型照明」が設置された。灯籠の明かりが夕暮れの風情ある街並みを演出してる。
エコ灯籠は、高さ30センチ、横60センチ、幅20センチ。同町では毎年8月に町の中心地を流れる古利根川で「流灯まつり」が行われており、祭りの際に係留される灯籠をイメージしてデザインした。駅東口通り約300メートルに22基を設置。灯籠1基を太陽光発電パネル(電圧12ボルト・電力30ワット)2枚で賄い、高輝度LED照明を使用して省エネタイプ設計にした。
事業費は990万円。財団法人・自治総合センターの「宝くじ社会貢献広報事業」に応募し「市街地の商店街の振興、イメージアップに効果が期待できる」と評価され助成が決まった。町は商工会に設置事業を委託。今年1月に完成した。
夕暮れ時に商店街を行き交う人々からは「頭上をほのかに明るく照らす雰囲気がいい」と評判だ。
(記事:毎日新聞)