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東芝、屋根借り太陽光発電の電気を地元に供給、電力の地産地消事業をスタート

東芝は、2月1日に神奈川県内で電力の地産地消を目的に、東海大学柔道部寮の屋根に設置した太陽光設備により発電した電力を県内の需要家に供給する電力の地産(発電)地消(消費)事業を開始したことを発表しました。

東芝プラントシステムが東海大学柔道部寮の3棟の屋根に合計47.5kWの太陽光発電を設置し、発電した電力を東芝に売電します。
東芝は2016年4月からこの電力を、県内の需要家に現在の東京電力の料金より5%程度安い価格で供給していくそうです。

このモデル事業は神奈川県が公募した「平成27年度 地域電力供給システム整備事業」に東芝と芙蓉総合リースが採択されたものです。
屋根を貸し出す東海大学は、東芝から毎年賃料を受け取ると同時に、2016年4月からは現在の東京電力より安い電気料金で購入できます。
いわゆる「屋根貸し太陽光発電」のモデルを活用し、電力の地産地消と安価な電力供給を同時に実現していくという仕組みです。

(ニュースリリース)
株式会社東芝

http://www.toshiba.co.jp/sis/topics/2016/20160201.htm