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ローソン、地熱温水利用ハウスで栽培したピーマンを発売

株式会社ローソンと岩手県八幡平市は、地熱温水による暖房を活用して栽培された「八幡平ピーマン」を、2016年3月1日(火)より、岩手県内の一部のローソン店舗および一部のローソンストア100の店舗で発売すると発表しました。

利用する地熱温水利用ビニールハウスは、30年以上前に建設されて以降、生産者不足や物流コスト高、販路先の確保が困難であることにより利用されていなかった設備を改修したもの。八幡平市とローソンは、企業組合八幡平地熱活用プロジェクトの船橋慶延氏(33)の協力のもと、ピーマンを栽培する実証実験を行っています。

稼働50周年を迎える今年、松川地熱発電所から暖房用の熱水供給を受けることで、冬季にクリーンエネルギーを使用してピーマンを生産することができ、豪雪地帯での周年農業が可能となります。また、収穫されたピーマンをローソン店舗で販売し、生産・流通・販売を通じたビジネスモデル構築を目指します。ローソンは、実証実験の結果を踏まえ、2016年末に向けローソンファーム設立を検討していきます。

(ニュースリリース)
株式会社ローソン
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1263768_2504.html