「Pepperが省エネのアドバイス」Pepper を活用したHEMSで3社が協業
M-SOLUTIONS株式会社、エナジー・ソリューションズ株式会社、株式会社システムズナカシマは、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」を活用した「Pepper HEMSアプリ」の開発を開始しました。
「Pepper HEMSアプリ」は、生活者が「快適な住環境のもと省エネを実現できる」ことを目的として開発を進行。2016年3月2日から4日まで開催される「PV EXPO 2016 ~第7回太陽光発電システム施工展~」では、「Pepper HEMSアプリ」のプロタイトでデモを実施するとしています。
HEMSとは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略で、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。環境省が「HEMS利用の価値向上のための調査事業検討会」を開催するなど、普及促進が進んでいます。2016年4月1日からは電力自由化が始まり、生活者が電力の契約先を選択することで、よりエネルギーについて考えるようになることが想定されます。また、Pepperは、2016年1月28日から全国100店舗のソフトバンクショップで購入申込が可能となっており、今後、多くの一般家庭に普及するが予想されます。
今回、ESIでは、家のエネルギーと住環境をPepperがマネジメントして省エネをしながら快適な暮らしをサポートすることをコンセプトとしています。
Pepperは、家のエネルギー消費や太陽光発電・蓄電池の状況を把握し家族構成やライフスタイルに合った省エネのアドバイスと、室内の気温や湿度、CO2の情報から季節や天気に応じて適正にアドバイスを行います。
M-SOLとシステムズナカシマの両社がロボアプリの開発を担当し、「PV EXPO 2016 ~第7回太陽光発電システム施工展~」のESI出展ブースにおいては、「Pepper HEMSアプリ」を備えたPepperの胸のディスプレイで、HEMSの情報を参照したり、省エネの呼びかけするなどを体感することが可能となっています。
ESIが考案した「Pepper HEMS アプリ」では、クラウドサービスとの組合せで下記の機能を提供予定。
(1) エネルギーマネージメントの提供
電力消費状況・太陽光発電状況・蓄電池稼働状況の見える化
天気予報からの太陽光の発電予測・蓄電池充電量予測から、最適な電力供給方法の制御(ESI特許取得)
(2) 住環境マネジメントの提供
室温・湿度・CO2の見える化と快適な住環境にするためのアドバイス
(ニュースリリース)
M-SOLUTIONS株式会社
https://m-sol.co.jp/news/2016/03/pepper_hems_app/