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イビデン子会社、国内最大級の水上太陽光発電

イビデンエンジニアリング株式会社は、衣浦事業場貯木場に自社開発のフロートを使用した日本最大級の水上フロート式太陽光発電所を建設し、発電を開始したと発表しました。

この水上フロート式太陽光発電には、7,680枚の太陽光パネルが使用されており、認定出力1.99MW、年間予想発電量は約 2,400MWhを想定しています。これは一般家庭で約660世帯分に相当し、年間のCO2排出削減量は約 1,120 トンに相当します。発電した電力は電力会社に売電する意向。

フロート架台は水上に設置されるため、軽量で腐食に強い高密度ポリエチレン製で開発されました。太陽光発電は通常外気温が上がる夏には発電出力が下がりますが、水上フロート式は冷却 効果が期待でき、野立型の発電設備に比べ、5%程度の発電量の増加が期待できるとしています。

(プレスリリース)
イビデン株式会社
http://www.ibiden.co.jp/news/2016/pdf/160314.pdf