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ラプラス・システムが木造オフィスビルを建築

株式会社ラプラス・システムは、事業拡大による人員増加に対応するため、本社敷地内に木造オフィスビルを建築し、2016年12月に竣工すると発表しました。

今回竣工するオフィスビルは、民間企業の自社オフィスビルとしては初めての木造4階建てであり、太陽光発電設備や地中熱を利用した空調設備を導入し、環境に配慮した設計となっています。主に研究開発の拠点として利用する予定であり、太陽光発電分野だけではなく、農業や社会インフラなどの分野における「見える化」に向けた研究開発を進めていきたいということです。

2012年に施行された固定価格買取制度による太陽光発電市場の拡大に伴い、太陽光発電の表示・監視システムの導入が増加したため、同社は人員を拡充して組織体制の強化を図ってきました。2014年には、本社機能を現本社に移し、旧本社を研究開発の拠点として運用してきましたが、業務の効率化やさらなる人員拡充に対応するため、本社敷地内に新たに木造オフィスビルを増築し、研究開発拠点を本社に集約することとなりました。

【ビルの特徴】

■特徴1.周辺の景観や地球環境に配慮した設計
新館は、周辺の景観に配慮した町屋風の外観となっています。設備設計では、地中熱を室温調整に利用することにより、消費電力を削減できるようになっています。また、太陽光発電設備を設置することにより、自家消費に用いるだけではなく、太陽光発電の故障・発電予測などの実証研究に生かしていく予定です。


■特徴2.ショールームの設置
新館1階にはショールームを設置し、当社の製品に直接触れることができるようになっています。また、ショールーム内には新館建築の際に発掘された埋蔵文化財の展示スペースもあります。一般の方々でも事前に予約することで自由に見学可能なので、地域住民の学習の場としても利用いただけます。
同社の製品や取り組みをPRするだけではなく、地域の文化財を展示することで、取引先や地域住民などの多くのステークホルダーとの関係強化を図っていく方針です。

今後は再生エネルギー分野に限らず、農業や社会インフラ分野への進出も予定しています。企業理念である「明日を創造する力」でさまざまなものの見える化を実現し、幅広い社会貢献を目指してまいります。

(ニュースリリース)
株式会社ラプラス・システム
http://www.lapsys.co.jp/topics/2016/12/shinkan.html#entry614