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メガソーラー完成 記念式典 ノーリツ鋼機敷地内 和歌山

 ノーリツ鋼機(和歌山市梅原)が本社敷地内に建設していた県内最大級の出力2メガワットを誇る太陽光発電施設「ソーラーパワーステーション和歌山」が完成し1日、記念式典が行われた。県内資本としては初のメガソーラー発電施設で、年間の発電量は230万キロワット時。一般家庭約600世帯の年間使用電力量に相当する。

 ノーリツ鋼機のグループ会社が遊休地を活用して建設。約2・9ヘクタールの敷地に太陽光パネル(縦約1メートル、横約2メートル)を6984枚設置した。

 式典には自治体や企業関係者ら約70人が出席。ノーリツ鋼機の西本博嗣社長は「東日本大震災後、日本のエネルギー問題に少しでも貢献したいと考えた」とあいさつ。続いて、仁坂吉伸知事や大橋建一和歌山市長らが参加してテープカットが行われた。

 同施設の太陽光発電による二酸化炭素削減効果は年間約950トンで、発電した電気はすべて関西電力に売電する。

(記事:産経ニュース)