大型量販店のマキオ、店の屋根にメガソーラー
電気も売ります――。鹿児島県内で大型量販店「A―Z」を展開するマキオ(同県阿久根市、牧尾英二社長)はメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業に参入する。約12億円を投じ、A―Zの全3店舗の屋根に太陽光発電パネルを設置。3月にも稼働する。発電出力は計約5500キロワットで、全量を九州電力に売却する。売電収入は年間1億円程度となる見通し。
A―Zの3店舗の屋根の面積は1万8000~2万8000平方メートルと大きいうえ、鹿児島県は日照量が豊富。このため、同社は店舗の屋根を有効活用することで、新たな収益源にする考えだ。
A―Zは広大な店内に食料品や日用雑貨のほか、自動車など計38万品目を取り扱っている。今後は電気も新たな商品として販売することになった。
(記事:日本経済新聞)