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シャープ、販売会社を再編、太陽光発電販売会社でエネルギーソリューションも提案

 シャープは、グループの国内の販売会社を再編・統合し、営業体制を整備する。国内向けに太陽光発電システムを販売する会社は社名を変更するとともに、エネルギー関連ソリューションの提案も推進していく。主要な販売会社は製品・サービスごとに4社あるが、4月1日からは主にソリューション別に3社体制にする。
 太陽光発電システムの国内販売を担当しているのは「シャープアメニティシステム(SAS)」で、4月1日に「シャープエネルギーソリューション(SESJ)」に社名を変更。併せて、太陽光発電システムの販売に加え、住宅エネルギー管理システム(HEMS)や、ビルエネルギー管理システム(BEMS)」の販売を手掛ける。
 さらに、デジタル複合機の販売・サービスを行う「シャープドキュメントシステム(SDS)」と、情報システム機器販売やシステム企画・開発、サポートなどの「シャープシステムプロダクト(SSP)」を統合。両社の商品・サービスを融合させる新会社「シャープビジネスソリューション(SBS)」を4月1日に立ち上げる。
 SESJは大阪市平野区、SBSは東京都港区に置き、資本金はそれぞれ4億2200万円、16億3800万円でシャープの100%出資。4月以降、SESJがエネルギーソリューション、SBSがビジネスソリューションを受け持つ。家電製品の「シャープエレクトロニクスマーケティング(SEMC)」は消費者向けとなり、3社体制で事業を進める。

(記事:EICネット)