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西武グループ 太陽光発電参入へ 日高にメガソーラー設備

 西武グループは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用した太陽光発電事業に参入する、と発表した。今春に二カ所で工事を開始する。県内では、日高市の西武鉄道武蔵丘車両検修場の屋根に、ソーラーパネル四千九百枚使ったメガソーラーを設置する計画で、来年一月に発電を始める。
 検修場での発電容量は約千二百キロワットで、一般家庭の約三百六十世帯の利用分に相当。年間発電電力量は約百二十万キロワット時の予定だ。工事費は約三億三千万円。販売は主に東京電力に対して行い、年間の売り上げは約五千万円を見込む。
 県外では、プリンスホテルが運営する宮崎県日南市の敷地で、日高市とほぼ同規模のメガソーラーを設置する計画だ。
 グループの持ち株会社、西武ホールディングスは太陽光発電事業参入について、「新しいビジネスモデル育成と資産の有効活用の一環。二〇一五年度までに全国約十カ所で太陽光発電設備設置を検討している」と説明している。

(記事:東京新聞)