ハンファ・ジャパン、太陽光システム顧客向けに日照不足の損失を補償
ハンファ・ジャパン(東京都港区、金鍾瑞社長、03・5441・5900)は同社が販売した住宅向け太陽光発電システムを対象に、日照補償を無償で提供するサービスを5月から始める。年間の日照時間があらかじめ同社が設定した基準値を下回った場合、1時間につき100円、年間最大5万円(500時間)を補償する。アフターサービスの拡充などにより差別化を進め、2013年に住宅向け太陽光発電システムを1万棟販売することを目指す。
日照補償の無償提供サービスは損保ジャパンと共同開発した。気象台が観測した都道府県別の年間の日照時間が、設定した基準値を下回った場合、1時間につき100円を補償。日照時間の基準値は都道府県ごとに異なり、システムを設置した場所に応じ適用する。基準値を下回った時間が30時間未満の場合は補償金を支払わない。1月以降設置したシステムが対象。
(日刊工業新聞)