太陽光発電設備贈る/保育所にソニー生保
子どもに環境問題への関心を高めてもらおうと、ソニー生命保険(東京都)が1日、香川県高松市中野町の中野保育所(荒井京子所長)に太陽光発電設備「そらべあ発電所」を寄贈した。
同社は保険契約時に配布する約款で、紙を使用しない「電子版」を選択した契約者数に応じ、一定額を寄付金として積み立てている。同設備は集まった資金を基に、再生可能エネルギーの普及啓発に取り組むNPO法人そらべあ基金(東京都)を通じて寄贈した。
同保育所子育て支援センターの屋根に設置された同設備は、太陽光パネル24枚分で、年間発電量は約3500キロワット時を見込んでいる。
この日は同保育所で記念式典があり、同社の小川卓哉総務部統括部長が「環境教育に役立てていただければ」とあいさつ。同基金の職員による地球温暖化の仕組みや電気のつくり方の話もあり、子どもたち約50人は、電気や資源の大切さについて理解を深めた。
(四国新聞)