太陽光発電買取価格42円→38円に 経産省
経済産業省は、2013年度の太陽光発電の買取価格をこれまでより4円以上引き下げる意見書をまとめました。
調達価格等算定委員会・植田和弘委員長:「価格を考えて皆さん行動してくださると思います。決して少なくなるということはないと思います」
調達価格等算定委員会で、2013年度の再生可能エネルギーの買取価格の取りまとめが行われました。太陽光発電については、現在の42円を10キロワット以上の事業用で4円20銭引き下げ37.8円で、10キロワット未満の住宅用は4円引き下げ38円とすることで意見がまとまりました。今後、パブリックコメントの手続きを経て、年度内に最終決定される予定です。去年、太陽光発電の市場が拡大したことで、発電設備の設置などにかかるコストが低くなったことが反映されました。太陽光以外の風力や中小水力などの買い取り価格は、コストを見直す根拠が乏しいとして据え置かれます。
(テレビ朝日)