メガソーラー 福津市の塩田跡地で発電開始 5500世帯分を供給へ 福岡
福津市渡の塩田跡地でメガソーラー「津屋崎太陽光発電所」の発電が始まった。15日までに4000キロワット(1、2期工事分)の運用を開始。年内に全工事を終えて、合計7000キロワットという県内有数のメガソーラーが完成する。
塩田跡地約13万平方メートルに建設中で、土地を所有する福岡市のエネルギー、不動産賃貸業の「百田興産グループ」が中心となって運用。太陽光パネル約2万8000枚を設置し、約5500世帯分(昼間)の電力を発電する。九電への売電額は2期工事までで年間1億6000万円を見込む。
塩田跡地は雨が少なく、太陽光発電に適しているという。15日は2期工事運用開始のセレモニーがあり、小山達生市長は「この広大な土地を活用してほしいとの思いが常にあった。素晴らしい活用法で本当にうれしい」とあいさつ。関係者がテープカットした。
(毎日新聞)