三菱商事と革新機構がイタリアの太陽光発電会社を買収 50億円で
三菱商事と政府系ファンドの産業革新機構は、世界第2位の太陽光発電導入国のイタリアで太陽光発電事業者を買収する。現地企業ソーラーホールディングの発行済み株式の85%を親会社のソーラーベンチャーズから約50億円で取得する。内訳は三菱商事が50%、産業革新機構が35%を出資する。
ソーラーホールディングは今後2~3年で総事業費400億円を追加投資し、現在の4万2千キロワットの発電規模を最大で15万キロワット分増強する計画。新設に加えて既存設備の買収も視野に入れており、資金調達力や事業ノウハウを持つパートナーを探していた。
三菱商事はスペイン、フランス、ポルトガルなどで太陽光発電事業に参画し、イタリアが6カ国目。
(MSN産経ニュース)