関電、おおいに太陽光発電所 11月完成へ起工式 福井
関西電力は21日、おおい町犬見で、「若狭おおい太陽光発電所」の起工式を開いた。関電の太陽光発電所は2例目で、県内では初めて。今年11月に完成予定。
約1万6千平方メートルの敷地に太陽光パネル1918枚を敷く。雪害を防ぐために地上50センチの位置に15度の角度で設置する。電気出力は500キロワットで年間約50万キロワットを発電、年間約200トンの二酸化炭素を削減できるという。同様の発電所は高浜町安土でも建設する。
この日、式には関電電力システム技術センターの福田隆所長や同町の時岡忍町長ら関係者35人が出席。神事のあと、福田所長は「発電した電気は町一帯にも送電され、町民にも身近に感じてもらえるはず」。時岡町長は「発電所は、将来の電力の安定供給に大きな布石となり、町が目指す低炭素社会の実現に大きく寄与する」と述べた。
(産経ニュース)