守山中に市民共同太陽光発電1号機
守山市石田町の市立守山中学校に、市民らが出資して作った太陽光発電施設「もりやま市民ソーラー」1号機(出力15キロ・ワット)が完成し、25日、関係者ら約30人が出席して完工式が行われた。
設置場所は同中の柔剣道場の屋根約100平方メートルで、シャープ製のパネル(縦約1・3メートル、横1メートル)78枚を敷いた。一般家庭で4世帯が消費するのに相当する年間1万4700キロ・ワット時が発電できる見込みという。
市や環境団体などでつくる「もりやま市民共同発電所推進協議会」が運営し、1号機には市民ら34人(1口10万円から)と3事業者が計570万円を出資した。発電した電力は関西電力に売り、収入は出資者に還元する。
2号機が7月に市立小津こども園(欲賀町)に、秋頃には3号機が市立河西幼稚園(今市町)に完成する予定。
(読売新聞)