苫小牧で太陽光発電施設が運転開始 上野グリーンソリューションズ
石油製品の海上・陸上輸送を手掛ける上野興産(横浜市)の再生可能エネルギー事業子会社「上野グリーンソリューションズ」(同)は苫小牧市あけぼの町3に出力200キロワットの太陽光発電施設を建設し、今月から運転を開始した。
上野興産の別の子会社が所有する約2500平方メートルの遊休地に太陽光パネル1289枚を設置。発電した電気を直流から交流に変換するパワーコンディショナーなど送電網との接続に必要な装置も設けた。昨年11月に着工し、11日から発電を始めている。総事業費は約7000万円。
2033年まで20年間にわたり、発電した電気を1キロワット時当たり42円で北電に売る。年間発電量は一般家庭50世帯分に相当する約20万キロワット時を予測。25年までに初期投資の回収を目指す。
(苫小牧民報)