東日運送が田村に太陽光発電 出力750キロワット2基稼働
貨物運送業の東日運送(仙台市)は福島県田村市の牧野工業団地内にある同社「三春物流センター」に、出力750キロワットの太陽光発電所を2基建設し、25日に発電を始めた。
合計の年間発電量は一般家庭約450世帯の使用量に相当する150万キロワット時を想定。発電した全力は全て、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき東北電力に売る。年間売上高は6000万円を見込む。
当初は出力1500キロワットの1基を建設予定だったが、送電線の容量を超えるため2基に分けた。昨年10月に着工し、今月完成した。事業費は約5億3000万で、4億6000万円を商工中金仙台支店から融資を受けた。
東日運送は「物流センターの土地の有効活用を考えた結果、発電事業に参入することにした」としている。
(河北新報)