廃棄物処分場跡に太陽光発電所計画 小浜市
福井県小浜市は27日、同市仏谷の一般廃棄物最終処分場跡地に、兵庫県の企業が太陽光発電所を設置するとの事業計画を発表した。2万平方メートルの敷地内に太陽光パネル約2000枚(計約3千平方メートル)を設置、年間約50万キロワットの発電量を見込む。
設置するのは全国各地で600店舗以上のスーパーを展開する「神戸物産」。年間約4万キロワットの使用電力をすべて自社で賄うため、2012年から全国各地で太陽光発電事業を展開している。兵庫県稲美町では今月末に、年間約100万キロワットの発電規模を持つ発電所が完成する。
仏谷の太陽光発電所は6月に着工し運転開始は11月の見通し。小浜市は最終処分場跡地の所有者から土地の寄付を受け、同社と賃貸契約を結ぶ予定。
(福井新聞)