学校屋上を太陽光発電にレンタル 千葉・野田市
千葉県野田市は27日、市立小中学校計14校の屋上などを民間業者に貸し出し、太陽光発電パネルを設置すると発表した。来年度末ごろにはすべてが完成する。民間業者による学校へのパネル設置は県内初という。
同市によると、業者はソーラー年金株式会社(東京都千代田区)。計約9300平方メートルの敷地にパネル5689枚を並べ、年間約140万キロワット時を発電するという。5月以降、授業時間帯を避けながら工事を進め、今秋にも一部で発電を始める。
同社は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して20年間、東京電力に売電し、同市に年間約140万円の賃料を支払う。
同市は「自らの負担もなく一定の収入が得られ、メリットがある」としている。
(産経ニュース)