高校に太陽光発電の夜間照明
三原市宮沖の三原高正門近くに太陽光発電パネルを使う夜間照明が据え付けられた。地元の環境団体「かんきょう会議浮城」が昨年3月に開いたワークショップでパネルを制作。設置場所を探していた。
パネルは縦62センチ、横53センチで、最大電力は約40ワット。日中に蓄えた電力で、近くを照らす。
設置には1年生4人が協力。もともとあった防犯カメラのポールに、太陽光発電パネルやライト、蓄電池を金具で固定し、導線をつなぎ合わせた。土田貴史君(16)は「興味があった再生可能エネルギーに、触れられてよかった」と喜んだ。
坂本一磨教諭は「エネルギー問題を生徒自ら考えるきっかけになれば」と期待した。
(中国新聞)