太陽光発電所 JR九州グループ初、都城駅横に完成し稼働 /宮崎
JR九州グループの初の大規模太陽光発電所「都城太陽光発電所」が都城市栄町に完成し、27日から発電を始めた。年間で一般家庭525世帯分に相当する約210万キロワット時を発電し、九州電力に売電する。
発電所は、都城駅横の車両基地跡地に建設。敷地約2万1000平方メートルに太陽光パネル8050枚を設置した。総事業費は約8億円。最大発電能力は約2000キロワットで、同グループの関連会社・九州電気システム(本社・北九州市)が管理・運営し、年間収入8400万円を見込む。
この日は同駅駐車場で記念式典があり、関係者ら約40人が出席。JR九州の唐池恒二社長や池田宜永都城市長らが同時にボタンを押し、発電を始めた。唐池社長は「発電の分野でも九州地域に貢献していきたい」とあいさつ。河野俊嗣知事は「太陽と緑の国・宮崎の新たなシンボルになってほしい」と述べた。
(毎日新聞)