関西国際空港にアジア空港最大級のメガソーラー建設へ – 環境先進空港を目指す
新関西国際空港株式会社(泉佐野市、安藤圭一社長)は23日、関西国際空港内に合計出力約1,1600kWの大規模太陽光発電所「KIXメガソーラー」を建設すると発表した。この計画にはソーラーフロンティア株式会社、株式会社日本政策投資銀行も参画しており、来年初めの稼動を見込んでいる。
新関空会社は、「スマート愛ランド構想」というものを掲げ、人と地球に優しい「環境先進空港」を目指している。今回のメガソーラー建設もその取り組みの一環で、アジアの空港では最大級のメガソーラーとなる。
新関空会社が関西国際空港内で利用できる土地や建物を提供し、ソーラーフロンティアが太陽電池モジュールを提供及びメガソーラーの維持管理を行い、日本政策投資銀行がこの計画の資金調達を支援するとのこと。3社がそれぞれの役割をはたして関西地域での再生可能エネルギーの普及推進を図る。
空港機能を損なわないよう、光の反射を抑えたソーラーフロンティア製の太陽光パネルを採用。滑走路の遊休地や貨物上家などに7万2,000枚を設置し、年間発電量は1,200万kWhを見込んでいる。
新関西国際空港株式会社 – ニュースリリース (PDF)
http://www.nkiac.co.jp/news/2013/1726/kixmegasolar.pdf