株式会社インテリアケイズ、太陽光発電事業に参入へ – 岐阜市
株式会社インテリアケイズ(岐阜市、国江仙嗣社長)が、事業用太陽光発電事業に本格的に参入する。太陽光発電システムの仕入れから施工までを自社で請け負い、手頃な設備費を武器に大手企業に対抗したい考えだ。
経産省によると、2012年10月~11月に稼動した1,000kW以上の平均発電設備費は1kWあたり28万円とのことだが、同社が多く請け負うような10kW~1,000kW未満(ミドルソーラー)の平均設備費は1kWあたり43万円4千円と割高である。
同社では、中国産の安価パネルを独自のルートで仕入れているため、前述した平均設備費の半額以下である1kWあたり21万円で受注するとのこと。また、施工も同社が請け負うため、中間マージンがない分安くすることが可能で、場合6~7年で初期投資費用を回収できるとしている。
今後は受注拡大を狙うとともに、発電施設を監視できる管理システムを開発し、仕入れ、施工、管理までを自社で引き受けられるようにしたいとしている。